香港の下町エリア、シャムスイポー(深水埗/Sham Shui Po)。今、とても話題のエリアですが、実はミシュランガイドにも掲載されているレストランや、香港一と言われる麺屋さんがあるのを知っていますか?
今回はシャムスイポーの押さえておくべきレストラン7店舗をご紹介をします。
シャムスイポー(深水埗/Sham Shui Po)とは
香港の秋葉原とも呼ばれているシャムスイポー。今までは観光地というよりも地元の人で溢れていたエリアで、電気製品や、布やビーズなどといった手芸用品の問屋など少しマニアックなものが所狭しと売られている最近人気のあるエリアです。
またこのエリアは唐楼と呼ばれる古い建物が多く、香港好きの方の多くがカメラを持って出没するエリアでもあります。
香港シャムスイポーのおすすめグルメ
新香園
日本の人気雑誌Hanakoでも紹介された「新香園」。
看板メニューのコンビーフと卵のサンドイッチは香港一とも言われています。ミルクティーも人気で、常に若い人でいっぱいのお店です。2店舗目は2017年7月にオープンしたばかりで店内はとてもきれいので入りやすいです。本店は24時間オープンなので深夜便で香港に到着された方は訪れてもいいかもしれません。
お店 | 新香園 |
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本店 | G/F, 38 Kweilin Street, Sham Shui Po |
2店舗目(New) | G/F, 186 Yu Chau Street, Sham Shui Po |
劉森記麺家Lau Sum Kee Noodle
70年近くにわたり親子三代で営業を続けている麺専門店「劉森記麵家」。
こちらの名物は「蝦子撈麺」。蝦子とはエビの卵を乾燥させたふりかけのようなものです。乾燥させたことによって香ばしさが増し、ぷちぷちとした食感も楽しい蝦子を麺にたっぷりと絡ませて食べます。
劉森記麵家 |
G/F, 48 Kweilin Street, Sham Shui Po |
G/F, 80 Fuk Wing Street, Sham Shui Po |
G/F, Smiling Plaza, 162-188 Un Chau Street, Cheung Sha Wan |
圓方餃子粥麺
もちもちとした手作り感の餃子が人気の圓方餃子粥麺。
ここは物価の高い香港では信じられないくらい安い価格ですべてのフードを提供しています。餃子はスープにいれるか焼き餃子にするか選択ができます。餃子以外にも焼きそばや大根餅など香港ならではの食事も楽しむことができます。
お店 | 圓方餃子粥麵 |
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住所 | G/F, 104 Fuk Wa Street, Sham Shui Po |
行き方 | 深水埗站 B2 出口, 步行約1分 |
電話番号 | 27200855 |
時間 | 09:00 – 22:00 |
維記咖啡粉麵(Wai Kee Noodle Cafe)
豚レバーの麺がとても有名な「維記咖啡粉麵」。
福栄街のストリートには、同じ名前の麺屋さんが3店舗あり、創業者の息子さん3人が経営しています。化学調味料をなるべく使わず、家庭の味にこだわっていることから、地元の人も観光客にも人気があります。
レバーが苦手なので私はいつもここで西多士(香港のフレンチトースト)を頼みます。フォークが刺さった状態で出てくるので初めてのときはびっくりしました。他のお店と違ってくどくなくペロリ食べることができますよ。
ちなみに店内はレバーのにおいが充満しているのでレバー苦手な人は避けたほうがいいかもしれません。
維記咖啡粉麺Wai Kee Noodle Cafe |
G/F, 62 & 67 Fuk Wing Street |
Shop D, G/F, 165-167 Pei Ho Street, Sham Shui Po |
文記車仔麵
ミシュランのストリートフード部門にも掲載されている文記車仔麵。香港の麺で一位を獲得したこともあるほど大人気です。
麺やスープなどカスタマイズすることができ、昔の香港の屋台のような食事を楽しむことができます。卓上にある特製チリソースが絶品なのでぜひお試しください。
お店 | 文記車仔麵 Man Kee Cart Noodle |
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住所 | Shop C, G/F, 123 Fuk Wing Street, Sham Shui Po |
行き方 | 深水埗站 D2 出口, 步行約1分 |
十八座狗仔粉
こちらもミシュランのストリートフード部門に紹介されたお店です。「狗仔」というのは子犬のことを意味しますが、犬が入っているわけではなく、米粉で作られた麺の形が子犬の尻尾に似ていることから付けられた名前です。
狗仔粉はくたくたに煮込まれた短いうどんのようなものです。スープはとろみがあり、豚骨と蝦ベースにニンニクが効いたパンチのある味です。1960年代の香港の屋台で売られていたスナックですが、現在はほとんど見かけることはありません。貴重な「狗仔粉」をぜひ堪能してください。
※香港に3店舗(シャムスイポー、旺角、佐敦)あります。
お店 | 十八座狗仔粉 |
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住所 | G/F, 88 Fuk Wing Street, Sham Shui Po |
行き方 | 深水埗站 D2 出口, 步行約2分鐘 |
電話番号 | 25638020 |
時間 | 24時間営業 |
番茄師兄(TOMATO C HING)
今回紹介した他のお店と違ってかなり新しいお店。
デモのときからかなり人気でかなりの行列だったのですが、今は店舗も増え割とすんなり入ることができます。
ここはトマト麺で有名なお店です。香港のトマト麺というとトマト缶を麺の上にそのまま入れたようなものが一般的なイメージなのですが、こちらはイタリアンを彷彿とさせるようなまるでパスタを食べているかのような錯覚がおきるトマト麺です!
香港のトマト麺ははっきり言ってすきではなかったのですがここのトマト麺は絶対にリピートしたい!と思ったほど大好きな味でした。米線もあるのでヘルシーですしおすすめです。
住所 | 深水埗基隆街255號地舖(G/F, 255 Ki Lung Street, Sham Shui Po) |
営業時間 | 11:30 – 21:30 |
シャムスイポー(深水埗/Sham Shui Po)への行き方
シャムスイポーへはMTRが便利です。チムサーチョイからは乗り換えなしで5駅、約10分(8香港ドル)で到着できます。
セントラルからだと乗り換えなしで7駅、約15分(14香港ドル)で到着できます。
香港シャムスイポーのグルメまとめ
香港の下町エリアにはあまり知られていない有名グルメがたくさんあります。今回紹介した6店舗はお昼時になると行列になるほど多くの人が訪れているレストランです。「新香園」以外の5つのレストランはすべて50m以内にお店が集まっているので、食べ比べもおすすめです。
在住日本人にも知られていないレストランばかりなので、シャムスイポーに行かれるときは、ぜひ訪問してみてくださいね。
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